クソ生意気な若造は20代で・・・
私は若い頃、
福岡県内の金融機関で働いていてました。

金融機関は
世間体も悪くなくて
そこそこの収入がありました。
結婚してマイホームを建てて
2人の子供に恵まれていましたが、
ブランドの服や時計などで身を包み
髪型を気にしながら
高級外車に乗っているという
いけすかない男でした。

Screenshot
営業成績もまずまずだった影響もあり
その生意気さが買われてか
20代で職員組合の執行部に抜擢されました。
当時は組合の中では鉄砲玉的な役割で
経営の内容や意味も分からず
役員会議室で行われる労使協議会で
大口を叩きながらまくし立てていました。

「上司を論破するオレ」
「経営者に臆することも無く言いたい事をいうオレ」
「オレ、カッコイイやろう」
そんな自分が
カッコイイと勘違いしてました。
自分を慕ってくれていた後輩や
社内に半数以上いる女性社員に対しても
「オレ、カッコイイやろう」
のパフォーマンスをしていました。
まさに、
調子こいてるクソ生意気な若造
でした。
辞表を叩きつけるオレってカッコイイ?
2006年10月の事です。
季節は秋で、
カラッとして気分も晴れるような晴天でした。
当時の役職は次長。
そう、あの有名な半沢直樹と同じです。

当時の人事部長や役員たちを前にして
「部長が偉そうにして
座っているその椅子も机も!
私たちが購入したようなもんだ!」
と叫びながら辞表を叩きつけて辞めてしまいました。

部長や役員にここまで言えるのは
オレくらいやね!
オレってやっぱりカッコイイ!
この頃の私は
「自分の営業力と人脈があれば
起業しても十分にやっていける!」
という根拠のない自信だけがありました。
次に何をするかとか
次の就職先も決めずに辞めたので
まずは何をするかを考える事から始めました。
ただ、色々と考えながら、
「もう誰かに雇われて働くのは嫌だなぁ」
と思い
退職金で最新のパソコンを購入し
リゾートマンションの一室を
事務所として借りました。

デスクやソファーから
冷蔵庫などの電化製品も
全て新しく購入して
何でもいいから
自分で事業を始める事に
してしまいました。
リゾートマンションですから
周りには海以外は何もありません。
潮の香りに波の音が聞こえてきて、
晴れた日は海がキラキラと光ります。
ロケーションは最高です。

一人で起業の悩みとは?
金融機関って聞こえは良いですが
特に何のスキルがあるわけではなく
ただ札束を数えるのが早いくらいが特技になります。

銀行在職中に昇格するための財務や法務、
税務といった試験は合格していましたが
社外で使える資格も特にありません。
唯一、保険の窓口販売が開始された関係で
保険募集人の資格くらいです。

しゃあない・・・
とりあえず保険の営業でもするかぁ・・・
その資格を利用して
代理店として保険の販売を始めました。
社員といっても自分しか居ないので
雑談する相手も居なければ
注意する部下も、
アドバイスをくれる上司や先輩も居ない。
完全にひとりぼっちでした。

大口を叩いて辞めたんで
あのエリアでは営業しづらいねぇ・・・
後輩のアイツに頼んだら契約してくれるやろうけど
なんか、お願いするのもカッコ悪いなぁ・・・
変なプライドが邪魔して
前職と重なるエリアのお客に
契約してもらった事は
一度もありません。
知人や友人に
お願いしたこともありません。
そんな中で、2年ほどは
九州地区でも表彰された事がある程度に
まずまずの成績でした。

しかしなかがら
少しずつ限界を感じていました。
契約が取れても
一緒に喜んでくれる仲間は居ません。
褒めてくれる上司や先輩も居ません。
元々、保険の仕事がやりたくて
始めたわけでもありませんでしたし
営業から事務的な事まで
全てを自分でやるのって
正直、きつかったです。
淡々と毎日が過ぎていくだけの日々。。。

このまま一生、
保険の仕事をしていくんかなぁ・・・
嫌やなぁ・・・
徐々に事務所に籠ってパソコンで
ネットサーフィンする日が
多くなりました。
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