PASONAの法則とは
経営コンサルタントで
日本を代表するマーケターでもある
神田昌典氏が提唱する
消費者の購買に関する
マーケティングの法則です。
有名なのでご存知の方も多いと思います。
PASONAという名前は
それぞれの単語の頭文字から取られており、
これらの単語の並びが、
PASONAの法則となります。
1、【Problem:問題】
ユーザーが抱えている悩みや欲求を明確化
2、【Affinity:親近感】
問題の中身を掘り下げつつユーザーに共感し、
親近感を誘う
3、【Solution:解決策】
問題を解決できる具体的方法を提示する
4、【Offer:提案】
解決策を導入してもらうための提案をする
5、【Narrowing Down:絞込】
限定期間を絞り込み、今すぐ購買すべき理由を示す
6、【Action:行動】
具体的行動をしてもらうように呼びかける
PASONAの法則は、6つのメッセージからなりますが
6つのうちのどれが欠けても成り立たないという点に
注意が必要です。
途中まで上手くいっているからといって
飛ばして先に進むことはNGです。
私が個人的に重要視しているのは
2番目の【Affinity:親近感】です。
私も初期の頃は、
相手の共感よりも
早く解決策を提示しようとしてました。
結果的に、自分の思うような成果とならず
何が間違っていたのかを
何度も検証して気づいたのが
共感無くして提案する行為は
単なる煽り行為だという事です。
売りたいがための煽り行為は
逆に相手からすると
苦痛でしかありません。
あなたが何かオファーしたいと思ったら
PASONAの法則を思い出して
順を追ってオファーしてみてください。
思いがけない成果が生まれるはずです。